中国への出張の一環として、2024年8月8日、ハイフォン市の指導者を代表するレ・ティエン・チャウ氏(中央党員、ハイフォン市委員会書記、ハイフォン国会代表団団長)率いる代表団は、雲南省昆明市にあるホー・チ・ミン主席の旧居記念地を視察し、同地のベトナム総領事館を訪問しました。

代表団には、市党常務委員会委員や市の各部門・機関の指導者が同行しました。また、雲南省外事弁公室および昆明市五華区の政府指導者も参加しました。
ホー・チ・ミン主席の「赤い拠点」
記念地は昆明市五華区南華山通り89番から91番に位置し、レンガと木材で構築された3階建ての建物です。この記念地では、1941年にホー・チ・ミン主席が帰国する以前、中国で革命活動を行っていた時期について紹介されています。この旧居は、主席が1940年から1941年にかけて祖国解放の道を模索して活動した重要な拠点の一つでした。ここで主席はファム・ヴァン・ドン氏やヴォー・グエン・ザップ氏などと重要な革命計画を話し合いました。記念地には、主席が滞在し活動した時期に関する多くの貴重な写真や資料が展示されています。
記念地の歴史的、文化的、教育的価値が認められ、2011年に昆明市の文化財に指定され、2019年には雲南省の文化財に昇格しました。この記念地は、中国とベトナムの友好の象徴であり、両国の共有文化遺産として位置づけられています。
2022年5月19日、雲南省外事弁公室、文化・観光局、昆明のベトナム総領事館が共同で、ホー・チ・ミン主席旧居の修復工事を開始し、2023年3月24日に完成しました。この記念地は、昆明市を訪れるベトナムの観光客にとっての観光スポットであるとともに、革命の伝統と主席の活動を学ぶための「赤い拠点」として重要な役割を果たしています。
地方間の貿易接続を強化
同日の午後、代表団は昆明市のベトナム総領事館でホアン・ミン・ソン総領事と会談しました。
レ・ティエン・チャウ氏は、これまでのハイフォン市と雲南省の協力活動に対するベトナム総領事館の支援に感謝の意を表明しました。また、ハイフォン市の経済社会状況についても説明しました。2023年、ハイフォン市は9年連続で全国平均の約2倍のGRDP成長率を達成しました。2024年上半期には、外国直接投資(FDI)額が15億ドルを超えました。現在、ハイフォン市には975件のFDIプロジェクトがあり、登録投資総額は306.5億ドルに達しています。中国は、プロジェクト数で第2位、登録投資総額で第4位の投資国です。
レ・ティエン・チャウ氏は、特に高技術産業、デジタル転換、環境に優しい製造業分野でのプロジェクト誘致について総領事館の支援を求めました。
ホアン・ミン・ソン総領事は、これまでのハイフォン市の成果を称賛し、ハイフォン市が中国の主要企業やグループを引きつけていることに言及しました。また、総領事館がハイフォン市と雲南省の物流、貿易接続を促進し、「ハノイ-ハイフォン-クアンニン-ラオカイ-昆明」の経済回廊における協力プログラムをさらに発展させるための架け橋となることを約束しました。