北九州・環境先進都市
北九州市は関門海峡に面した九州最北端の都市であり、1963年2月に門司、小倉 、若松、八幡、戸畑の五市の対等合併を経て誕生し、政令指定都市です。面積:491,95 km2、人口総数:947.092人(2020年)を持つ北九州市は東京と上海の中心に位置し、アジアへの玄関口として栄えた歴史を持ち、北九州工業地帯の中核を担います。

1960年代、日本は近代化・高度経済成長の牽引役を果たしてきました。その中、北九州は日本の四大工業地帯の一つとして発展してきました。都市の厳しい環境保護対策及び企業、市民の熱心的な支援により、
1985年には経済協力開発機構(OECD)の環境白書で「灰色の街」から「緑の街」へ変貌を遂げた都市として紹介されました。 北九州市は培われてきた技術と人材という大きな財産があります。
都市も北九州空港、響灘大深水港、ひびきコンテナターミナルを有する充実した港湾インフラがあります。北九州科学技術研究センター、公益財団法人北九州産業学術推進機構、北九州電子港湾、アジア研究開発院を建設すると共に、北九州市は中核的な学術研究拠点を目指します。
環境関連産業・ビジネス、半導体及び自動車製造の発展は引き続き焦点を当てます。それに加え、北九州市の多くに企業は新たな分野を発展しており、都市を「新たな工場の町」として発展させています。政府、企業、各大学を一体とする国際協力により、北九州市は産業都市を目指す発展歴史において、様々な経験と優れた技術を蓄積することができました。その中、九州国際センター(JICA九州)、北九州国際交流協会、北九州市上下水道局、北九州国際技術協力協会等は立派な国際協力の成果を持つ機構です。
北九州市は「世界の持続可能な発展首都」及び「アジアの技術首都」を都市ブランドとして構築することを目指しており、様々な分野を開発して行きます。
この目標は環境と技術の町づくりを結び付く基本的な方向及び「強い北九州」計画に基づいて展開されており、都市の人々と文化の世界への統合を促進することを目的としています。
ハイフォン市と北九州市の協力関係:優れた結果
ハイフォン市と北九州市は2009年に友好・協力協定を締結し、両市の間での交流を始めました。その後、経済、文化、医療、教育、環境など様々な分野での交流・協力事業を重ね、2014年に、北九州市と姉妹都市協定を締結しました。
協力の枠組みにおいて、広い分野での協力覚書の締結、ハイフォン市グーリン成長推進計画策定での協力、投資環境調査、情報及び知識を交換するセミナーの開催、学生の交流会、両地域の文化を紹介するために文化団体の派遣等の活動が行われました。
2019年度、ハイフォン市とハ北九州市は姉妹都市締結5周年を迎え、ハイフォン市、北九州市両市において、様々な記念事業を開催しました。
北九州市訪問団がハイフォン市の指導部を表敬訪問すると共に、ハイフォン最大級の夏祭り「火炎樹祭」及び他の関連行事に参加しました。
北九州市文化団体もハイフォン「火炎樹祭」とハイフォン解放64周年記念を迎える行事で披露しました。


北九州市の北橋健司市長に招へいをして頂いて、ハイフォン市の訪問団は北九州市を訪れ、「わっしょい百万夏まつり」に参加しました。
これは百万踊り及び花火大会を含んだ北九州市最大級の夏祭りです。この際にあたり、ハイフォン市のドラゴン・ダンス・グループ(バック・ラン・ドゥン)が北九州市に来北し、「ドラゴン・ダンス」を、披露し、北九州市の人々にとって忘れられない印象に残ったようです。
2014年~2020年の段階のハイフォン市グーリン成長国家戦略アクションプラン及び2014年~2015年の段階のハイフォン市・北九州市姉妹都市協力事業において、日本環境省に属する地球環境戦略研究機関(IGES)は北九州市とハイフォン市の関連機関と協力して、グリーンで持続可能な炭素排出量の最小化に向けるハイフォン市グーリン成長推進計画のアクションプラン報告書を策定しました。
調査結果を踏まえ、日本側は廃棄物、エネルギー、カットバ交通、上下水道、環境保護、グーリン成長を含んだ7の分野における15のパイロットプロジェクトを推進しました。2015年3月、これまでの成果及び今後の新たな取組を発表するワークショップを行いました。代表的な事業としては、生活廃棄物分別事業、チャンカット廃棄物処理複合施設におけるコンポスト生産事業、ドソン区、ゴックハイ曲市場における高濃度 BOD 排水処理事業、ハイフォンに於けるエコ工業団地構築事業、カットバ島におけるEVバス実証事業等です。
経済協力の面において、国家経済及び両地域の企業とのビジネスを促進しようとハイフォン市商工局が北九州市経済産業局と中小企業交流プログラムの覚書を締結しました。それと共に、経営管理トレーニングコースに参加する教師団、幹部団の派遣、ビジネスマッチング、ビジネスセミナー、技術展示会等を行いました。

また、2019年5月に北九州市とディープシー(DEEP C)工業団地はディープシー工業団地に進出する北九州市の企業に対して投資優遇などにより企業の進出支援を行う覚書を締結し、両地域を始め、両国の経済発展に貢献する目的とします。
上下水道分野において、ハイフォン排水公社が北九州市上下水道局と技術協力覚書を締結しました。
覚書の内容を実現するため、両側が2011年~2014年、2014年~2017年の段階において、JICAの支援によるハイフォン市下水道維持管理能力向上プロジェクトを実施しました。

それに加え、北九州上下水道局もハイフォン水道公社に多くの事業を支援しました。事業名:上向流式生物接触ろ過池(U-BCF)方式による有機成分処理協力事業第1フェーズ(2010年~2012年)、ハイフォン水道公社に給水能力向上事業第2フェーズ(2013 年~2016年)、「ハイフォン市アンズオン浄水場改善事業(設計能力:100,000m3/日)(JICA無償資金協力事業 、2016年 ~ 2020年)。
また、ハイフォン市の北九州市の姉妹都市関係により、ハイフォン市が北九州市と共に日本環境省、地球環境戦略研究機関の主催によるいくつかの国際セミナーに参加し、環境分野での効果な対策が勉強できました。これらの活動はハイフォン市の国際社会への参入の強化に積極的に貢献しました。
両地域の双方協力関係の成果から見ると、ハイフォン市と北九州市の姉妹都市関係は切実で効果的な関係であると評価できました。協力関係設立11年間の歩みを振り返り、北九州市はハイフォン市の信頼できるパートナーになったことが確認できました。既存の友好関係及び豊かな協力潜在力により、ハイフォン市と北九州市の協力発展関係が益々深化させ、両地域に利益を齎し、ベトナム・日本両国関係のさらなる強化に貢献します。